日本について猛勉強し、幕府から信頼と「開国」を勝ち取った黒船のトップリーダー・ペリー

歴史上の人物を四柱推命で鑑定!　第14回　～ペリー～

妃萃（本名：油川さゆり）

ビジネス・自己啓発 2017.04.16

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「泰平の 眠りを覚ます上喜撰（蒸気船） たった四杯で夜も眠れず」という狂歌が残っているように、当時の日本人にとってペリー来航は一大事件であった。当時、ペリーは招かざる客だったかもしれないが、いずれは開かれなければならなかった、鎖国という重い扉を開いてくれた。ペリーはあくまで、国の命令に従って任務を全うしただけなのかもしれないが、今改めて、開国への第一歩を築いてくれたのが、真面目で人情深く、勉強好き、そして信頼感のおけるペリーであって良かったと思う。

黒船とペリー　画像／国立国会図書館

　ペリーは当時、日本人について「不誠実だとか、果ては二枚舌と言われても、日本人は決して腹を立てない。」等と語り日本文化を理解し、「日本人がひとたび文明世界の過去・現在の技能を有したならば、機械工業の成功を目指す強力なライバルとなるであろう」等と未来（現代）を予想している。日本を勉強し、日本の文化、風俗を深く理解したペリーだからこそ成し遂げられた開国なのかもしれない。

【参考文献】
「ペリー提督：日本遠征とその生涯」宮永孝　有隣堂　(1981)

■四柱推命とは？
古代中国で生まれた「過去、現在、未来」を予見する運命学のひとつで、陰陽五行説（いんようごぎょうせつ）をもとに、人が生まれながらにして持っている性格、能力、素質を理解し、その人の努力や経験で変わる後天的な運命までも予測することができる。
具体的には、生まれた日（生まれた年・月・日・時間）をもとに命式表（めいしきひょう）を作成し占っていく。なお、ここでは生まれた時間は鑑定に含めていない。
「国史大辞典」に記載されている生年月日を、「和洋暦換算事典」を用いてグレゴリオ暦に換算し鑑定している。

■用語説明
日柱の干支：その人の本質を表す重要な部分
主星（しゅせい）：月柱の蔵干通変星で、その人を表す最も重要な星。主に仕事運を表す。
自星（じせい）：日柱の蔵干通変星で、その人のプライベートな部分の性格を表す重要な星。

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